2017年4月26日

クトゥルフ・ウォーズ(Cthulhu Wars)拡張の紹介(6)

今回はアザトース拡張について紹介します。

= アザトース拡張 =
(Azathoth Neutral Expansion $59.99)

アザートス拡張セットは独立の勢力ではなく「独立の旧支配者」、「中立の魔物」、「中立の呪文書」が含まれるキットになっています。

●独立の旧支配者: アザトース(Azathoth)

ご存知「混沌の中心」「盲目白痴の魔王」ことアザトースです。こいつが本気で目覚めると地球どころか宇宙が終わりそうなので、その一部を召喚して使役するといったとことでしょうか。旧支配者拡張パックの邪神たちと同じく独立の旧支配者として早い者勝ちで覚醒させることができます。

この邪神はゲーム的には覚醒に必要な魔力をサイコロを振って決め、戦闘力も覚醒するごとに変化するという混沌の魔王に相応しいランダムなユニットになっています。独自の呪文書:魔物の帝王(Daemon Sultan)の能力も使うとランダムに誰かが魔力や滅亡点(勝利点)を獲得できるというものです(所有者がちょっとだけ獲得しやすい)。こいつを計画的に使うのは難しそうですがサイコロ運にかけて引っ掻きまわすのも一興といったところです。

●中立の怪物: 古のもの(Elder Thing) (3体)

かの有名な古代種族で地球生命の創造者とも言われますが、見た目は羽根と手足の生えた樽。ゲーム的には同じ領域にいる敵の旧支配者の特殊能力を封印できるという意外と優れものです。

●中立の怪物: 星の精(Star Vampire) (3体)

透明で犠牲者の血を吸うというスター・ヴァンパイアさんですが、ゲーム的にも戦闘でダメージを与えた相手から魔力や滅亡点(勝利点)を奪えるという特殊能力を持っています。

●中立の怪物: 次元をさまようもの(Dimensional Shambler) (3体)

「空鬼」と翻訳されることもある下位次元からの怪物です。ゲームでは召喚した時にはマップ外に置いておき、好きな時にマップ上の好きな場所に登場させることができるという特殊能力があります。

●中立の怪物: 外なる神々の従者(Servitor of the Outer Gods) (3体)

笛や踊りでアザトースや他の外なる神々の無聊を慰めているとされる心無き従者たちです。ゲーム的にはこいつらは戦闘力マイナスの邪魔者です。だから自分で持つのでなく獲得したら即座に他の勢力に押し付けることができます。押し付けられたプレイヤーはこいつらを召喚させられることになります。(そう、何度も何度も。できるだけ恨みは買わないようにしましょう)

●中立の呪文の書(Neutral Spellbook) (6種類)

これらの呪文書は自分の勢力が呪文書を獲得する代わりに入手することができます。門の創造費用が安くなったり、自分の信者を生贄にして魔力を獲得したり色々と便利な能力が揃っていますが、これらを入手するとその分だけ本来の自分の勢力の呪文書が入手できなくなるので損得を良く考えなければなりません。

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■次回は拡張マップについて紹介する予定です。

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