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RuneQuest Classic Kickstarter 終了

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本日(12月22日)の朝9時(日本時間)をもって RuneQuest: Classic Edition のキックスターターが終了しました。

最初は1970年代のルールの復刊に果たしてどれだけ集まるだろうかと、結構不安視していたのですが、 最終的に支援者 2,176人、 金額 206,819ドルという成果が出たようです。

最初はここまで大きくなるとは思っていませんでした。あの Guide to Glorantha のキックスターターが1300人弱、 26万ドルだったことを考えると、 この金額は大成功ですね。 RuneQuest2版 は海外では根強い人気があると聞いてはいましたが、 あらためて実感した次第です。



特に終了時間間際60分くらいになってからの、 最後の追い上げはものすごく、 見ている目の前でどんどん金額が増えていくのは驚きでした。 到底無理だろうと半分諦めていた Trollpack  まで達成されました。 素晴らしい。

アップデート情報のタイトルで  "I Bought, we won."  (我が購入し、我々が勝利した) とありますが、 まさにみんなの協力の成果だと思います。 参加者全員に賞賛を送りたいと思います。 特に最後のひと押しをされた方々には大感謝です。

この後の予定ですが、 上記のイラストにもありますが、「冬休み中に間に合わせる。 キックスターターから資金が振り込まれ次第、 ルールブックの PDF を配布予定」とのことなので、 キックスターターでは普通ありえないほどの早さで入手できそうです。  印刷版も来年の早い時期に 2月頃には届いていそうですね。

今は祭の後の感じで少し放心しています。
それでは、 皆様、お疲れ様でした。

今夜の夢にはトロウルが出て来そうだ。

RuneQuest Classic: kickstarter 進捗

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現在、 kickstater で資金募集中の RuneQuest Classic ですが、 残り1週間ちょっとなったので現時点での進捗をまとめておきます。

現在(日本時間で12月13日22時)の時点で 1440人から 12万3千ドルが集まっています。 これは募集金額の3万ドルの4倍になるので、プロジェクトが成立することは確定で、あとはストレッチ・ゴールをどこまで達成するかという状況になっています。

● The Sea Cave 4冊構成だった The Old School RQ Source Pack に5冊目が追加されました。 追加されたのは The Sea Cave というグレッグ・スタフォードの手によるシナリオで、これまで未発表だったものなので、 今回が入手する最初の機会ということになります。


これは Rune Priest ($100)以上の応募に最初から付属しています。 それ未満の場合にはアドオンとして応募金額に $25を追加することで PDF5冊が、 $50を追加することで5冊の印刷物とPDFが入手できます。

●ストレッチ・ゴール 前の投稿で書きました以下の最初の3つのストレッチゴールの達成により Lay Member ($15)以上のの申し込みをしている人全員に以下の3冊のPDFが配布されます。
$30,000 - Fangs $40,000 - Apple Lane $50,000 - Snakepipe Hollow これ以後のストレッチゴールは無料配布ではなく、 それぞれ対応する金額を応募金額に上乗せすることでPDF版がもらえます。 欲しものがあったら金額を追加しておいてください。  今回のキックスターターには印刷版は含まれていませんが、 来年(2016年)に予定されている印刷版を発注する際には、 今回PDF版に支払った金額を印刷版の代金から値引きしてもらえるそうです。 なお High Priest ($1,000) 以上の人は達成したもの全ての PDF が無料でもらえるそうです。

現時点まで以下のストレッチゴールが達成されています。
$60,000 - Runemasters (各カルトのリーダーの高レベルNPC集、$5追加で)$70,000 - Plunder (プラックス財宝(アイテム)集、$5追加で)$80,000 - RQ Compani…

新しい RuneQuest について

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先日ロンドンで行われたコンベンション Dragonmeet において、ケイオシアム(Chaosium)が開発予定の次期 RuneQuest について新たな発表があったようです。 現時点で判明していることは多くないのですが、 簡単にまとめておこうかと思います。


GenCon 2015 の時点では Loz と Pete が RQ6 をベースに開発していた Adventure in Glorantha を RQ6 に組み込む形で次の RuneQuest を開発するとされていたのですが、 大きな変更があったようです。
Dragonmeet 参加者よりの第一報:
新しい RuneQuest は Design Mechanism の RQ6 ではなく、 RQ2 をベースにすると発表があったサンディー・ピータセンがあ RuneQuest Glorantha に参加するとのこと
これにより RQ6 や RQ2 のファンから色々な憶測や自分の好きな点や嫌いな点など議論が噴出している模様です。  みんな言いたいことがいっぱいある模様。
The Design Mechanism から公式発表: Important Announcement: Future of RQ6
発表の通りケイオシアムの次の RuneQuest は RQ6 ではなく RQ2 ベースになるThe Design Mechanism の Loz と Pete は Chaosium の RuneQuest の開発メンバーから外れる現行の RQ6 のライセンスは予定通り来年の7月で終了するその後も名前を変更して出版を継続する予定。 新しい名前は未定これは Chaosium側の決定であり Loz と Pete は関与していないエラッタを反映して少しだけ変更したバージョンを新しい名前で発売したい Design Mechanism側は Chaosium の決定に従っただけ。 喧嘩分れしたわけではないことを強調していました。

Choaisum の公式発表: Some Q&A About What's Happening with RuneQuest
Chaosium の RuneQuest 第4版 を2016年に発売する予定新しい RuneQuest は RQ2 を基盤にして RQ3, RQ6, PendragonPas…

RuneQuest: Classic Edition

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RuneQuest: Classic Edition の支援募集が Kickstarter で始まっています。 この Classic版は Chaosium から出版されていた第2版(第1版と第2版はほぼ同じ内容)のリプリント(再販)になります。 ホビージャパンによって日本語に翻訳されたのは第3版なのでそれより古いものになります。時期的にはAD&Dの初版と同じくらい。汎用設定ではなく専用の世界設定グローランサが最初から組み込まています。


   リンク: https://www.kickstarter.com/projects/224590870/runequest-classic-edition

●経緯 Chaosium が Avalon Hill に RuneQuest の販売権(商標)を売ったため、再販はできない状態になっていました。またグローランサの権利も作者の Greg Stafford とともに Issaries社に移っていました。 ルールの著作権:Chaosium、商標:Avalon Hill、世界設定:Issaries といったバラバラになっていた権利が、Avalon Hill が手放した RuneQuestの商標を Issaries が入手し、その後にグローランサの権利と合わせて Moon Design社に売却、少し前の記事で書いたように Chaosium の体制変更により Moon Design の持つ権利が Chaosium に移ったことにより全ての権利が Chaosium社に戻ったことにより再販が可能となったものです。

Chaosiumの新体制直後から新社長である Rick Meints (グローランサコレクターで RQ2の大ファンとして知られる)を始めとする RuneQuest 2nd のファンたちが再販の可能性について盛り上っていましたが、とうとう再販されることになったようです。

●支援レベルと報酬 キックスターターの支援レベルと報酬は以下のようになっています。

$1  部族に参加(IN THE TRIBE)
  キャンペーン情報を入手可能。
  アドオンを購入可能

$15 平信者(LAY MEMBER)
  RuneQuest Classic (PDF)
  Player Handout (PDF)
  アドオンを購入可能

$30 入…

Forgotten Secret of Glorantha

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Forgotten Secrets of Glorantha (グローランサの忘れられた秘密)という小冊子が発売になっています。これは昨年(2014年)にドイツで行なわれたゲーム・コンベンション THE KRAKEN のセッションの一つとして Sandy Petersen (サンディ・ピーターセン)がグローランサの秘密を語ったものを44ページのA5小冊子にまとめたものです。 PDF版は以下 Moon Design のサイトからダウンロード購入できます。紙の冊子版も欲しい場合には出版者のFabian Küchler にメールで連絡する必要があります。

  購入: www.glorantha.com/product/forgotten-secrets-of-glorantha/


サンディは『クトゥルフ神話RPG (Call of Cthulhu Roleplaying Game)』の原著者として有名ですが、 Greg Stafford (グレッグ・スタッフォード)を助けてグローランサの初期設計にあたった人物であり、グレッグを別にするとグローランサの成り立ちに最も詳しい人物です。その彼が今まで明かされていなかったグローランサの秘密を語りました。

そしてその内容を THE KRAKEN  Chapbook (小冊子)としてまとめたものがこの本になります。ドイツまで聞きに行けなかった人たちにとってほんとうありがたいです。

内容ですが、是非読んで欲しいので直接解説はしないことにします。サンディは長い間 RPGやボードゲーム業界を離れてコンピューターゲーム業界にいて最近 Cthulhu Wars でボードゲーム業界に復帰したため、近年おこなわれた変更について詳しくありませんが、本質的な部分でグローランサには彼がグレッグと協力してデザインした部分が多数あり、グローランサの根本にかかわる非常に面白い話がたくさん載っています。秘密の公開といっても突拍子がなかったり困惑するような話ではなく、今まで色々と謎めかしていたり曖昧にしてあった部分をバッサリと解決してくれる感じで居心地が良い内容です。

とくにRuneQuest の2版や3版時代からのファンにとっては懐しくて面白いと思いますのでファンの人はお勧めです。

クトゥルフ・ウォーズ(Cthulhu Wars)の紹介

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現在 Kickstarter でボードゲームのクトゥルフ・ウォーズ(Cthulhu Wars)の拡張第二弾 Onslaught Two の資金募集が行なわれています。 残り日数も少なくってきたようですが、 応援を兼てゲームの紹介を行ってみたいと思います。

Kickstarter: Cthulhu Wars : Onslaught Two

●コアゲームと拡張 クトゥルフ・ウォーズは基本となるコアゲーム(Core Game)と多数の拡張(Expansion)よりなっています。 コアゲームだけで完全な形で遊べるようになっており、各種の拡張は遊べる邪神の勢力やマップの追加や、 モンスターのヴァリエーションを増やしたりするためのものです。 今行なわれている Kickstarter では新しい拡張のセットが募集されているわけですが、 今回の紹介ではまずはコアゲーム部分を紹介しようかと思います。


いや、 実は拡張はまだ手元になくて紹介したくてもできないんです。 ものはできていて工場からの船便で旅をしているところみたいです。 拡張は機会があれば別途ということで。

●ゲーム概要 クトゥルフ・ウォーズはサンディー・ピーターセンがデザインしたボードゲームです。 彼はロールプレイグ・ゲームの「クトゥルフ神話RPG(Call of Cthulhu)」のデザイナーとしても有名ですし、 グローランサ関係でも重要なデザイナーです。 その後アナログゲーム業界を離れて、コンピューター・ゲームの業界で活躍していました(Doom とか Age of Empire とか聞いたことのあるかもしれません)。 そのサンディー・ピーターセンが一昨年アナログ・ゲーム界に戻ってきて発表した作品がこのゲームになります。

クトゥルフ・ウォーズは写真にあるような感じのミニチュア・フィギュアを使ったマルチプレイヤーのボードゲームです。 クトゥルフ神話を題材にしており、 各プレイヤーは邪神の勢力の一つを担当して互いに争いながら世界を滅ぼすことを目指します。 そして滅亡に最も貢献した勢力が勝利者になります。

●概観(見た目) とにかく大きいです。 ちょっと比較写真を撮ってみましたがいかがでしょうか? 箱の大きさを数値で書くと 43cm×33cm×17cm で重さ 5kg くらいですかね。 正確に測ったわけではないので誤差はあるかもしれ…

RuneQuest の今後について

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Chaosium社の新体制に関連して RuneQuest の今後に関するアナウンスが the Design Mechanism 社からありました。


現在の RuneQuest 第6版 は Moon Design社からのライセンスの元に the Design Mechanism の Lawrence Whitaker (Loz) と Pete Nash によって作成し出版されています。 今回の件で RuneQuest の権利が Chaosium に移ることにより、 今後がどうなるかが気になるところでした。

   アナンスンス: http://designmechanism.freeforums.org/chaosium-design-mechanism-and-runequest-statement-t1220.html

それによると
RuneQuest は Chaosium に戻る。Loz と Pete は Chaosium のブランドで RuneQuest のシステムとサプリの開発を行う。一方で the Design Mechanism も存続し、Chaosium 社との契約の下で独自の RuneQuest のサプリの開発、出版を行う。2016年7月(またはそれ以前)に、 グローランサを舞台にした新しいバージョンが RuneQuest として出版される。 それには現在開発中の Adventure in Glorantha が全て組み込まれる。その時点で現在の RuneQuest 6版 は絶版になるが、 the Design Mechanism は新しいバージョンと RQ6 で完全な互換性を持たせる方法を検討中である。今すぐ Chaosium はその流通チャネルを使って the Design Mechanism の本の売り始める。 これにより入手がしやすくなる。 ということのようです。

グローランサを舞台にしたルーンクエストは期待大ですね。 GenCon の会場で Adventure in Glorantha (RQ6 用のグローランササプリ)の草稿が配られているとのことで、 発売も近いかと期待していたのですが少しだけ先になり、その分拡張サプリではなく、 最初からグローランサが組み込まれた新しい RuneQuest が出ることになりそうです。

Chaosium の運営体制

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GenCon 会場にて Chaosium Inc. (ケイオシヤム社)の新しい運営体制が発表されました。


今年6月頭に Greg Stafford と Sandy Petersen が Chaosium の経営者として戻って来るという大ニュースが流れました。 (Sandy によると Lynn Wills の死後に株式保有に変化があって Greg と Sandy が組んで当時の社長の Charlie Krank を追い出したということのようです。)

しかし、 その後に何の続報も無く、 え? Greg って半隠退じゃなかったの? 復帰して陣頭指揮を取るの? ともやもやしていましたが、 GenCon 会場において Chaosium の新しい経営陣が発表になりました。  結果とし Greg は信頼する Moon Design のチームに Chaosium の運営をまかせることにしたようです。

  アナウンス: http://www.glorantha.com/greg-stafford-announces-new-ownership-group-for-chaosium-at-gen-con/

それによると Moon Design 社長の Rick Meints が Chaosium の社長に就任するようです。 他の Moon Design のメンバーも Jeff Richard も副社長兼クリエティブ担当に、 最近参加した Michael O’Brien (MOB) が副社長兼製品開発とコミユニティ活動担当に、 Neil Robinson が経理担当役員(CFO)にそれぞれ就任するとのことです。

これに伴ない GloranthaRuneQuest などの権利が Chaosium 社に戻ることも発表されました。 GloranthaHeroQuest RuneQuest としては販売にこれまでの Chaosium が Call of Cthulhu などで築いてきた流通経路が使用できることにより、 より広い層にアクセスできるようになることが期待できますね。

Guide to Glorantha が ENnie Awards 地図部門で銀賞

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Guide to Glorantha が 2015年の ENnie Awards (エニー賞)において地図部門の銀賞を獲得しました。

Guide to Glorantha は大賞(Product of the Year)や設定部門(Best Setting)など4部門にノミネートされており期待していたのですが、結果としては地図部門(Best Cartography)の銀賞のみという個人的には残念な結果に終りました。

Guide to Glorantha が Diana Jones Award を獲得

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「降れば土砂降り」というわけでもないでしょうが、 GenCon 合わせて多くのニュースが届います。 私もちょっと混乱ぎみですが、 整理のためのブログに書いておきます。

まずは Guide to Glorantha2015年Diana Jonse Award (ダイアナ・ジョーンズ賞)を獲得したという喜ばしいニュースが届いています。


Greg,  Jeff を始めとする Moon Design 関係者の皆様受賞おめでとうございます。 Greg といえば The Great Pendragon Campaign に続いて2回目の受賞ですね。

グローランサのエレメント対応

最近はグローランサ関係では大きなニュースがなくて更新をしていませんが、 そろそろ HeroQuest GloranthaKing of Sartar の実物が届くのではないかと心待ちにしているところです。 今週末にも 13th Age Glorantha の2回目の Playtest packet が支援者向けに公開されるということなので、 こちらも非常に楽しみにしています。

いや Greg Stafford と Sandy Petersen が Chaosium の CEO と VP として復帰という大ニュースがあったばかりなのですが、 これが今後にどう影響してくるのは不透明なので何を書いていいのか分らなくて。

最近のニュースとは関係ありませんがグローランサのエレメントの対応について書きたいと思います。

グローランサの元素(Element)にはそれぞれに対応する武器や金属や色などがあって、 そのエレメントに関連するカルトの司祭たちばそれを使用することを好むという設定があります。  ただこの対応は一定ではなくて資料によって微妙に異なっているのが困りものです。  昨日 twitter でも話題になったので手元の資料を元に過去からの変遷をまとめてみました。

●エレメント対応の変遷RuneQuest 1st ed. (1978) p.112元素 色 金属武器種闇黒鉛棍棒/岩虫水青アルミ鞭/殻竿魚地緑銅斧爬虫類火/天空黄金槍/矢鳥風白錫剣哺乳類月赤銀鎌-- エレメントの対応として初出と思われるルーンクエストの第1版のルールブックでは上記のような対応になっていました。 この頃には(当然ですが)まだ Cult of Prax すら発売されていなくて、カルトといえばサンプルとして記載されいるオーランス、 カイガー・リトール、 黒い牙の兄弟くらいだったのですが対応表はしっかり存在していました。


RuneQuest 2nd ed. (1979) p.101元素 色 金属武器種闇黒鉛棍棒/岩虫水青アルミ鞭/殻竿魚地緑銅斧爬虫類火/天空黄金槍/矢鳥月赤銀鎌-- 次のルーンクエスト第2版のものです。 第2版は第1版とほぼ同じ内容なのでこの表も全く同じと言いたところですが、 何故か「風(Air)」のルーンについて記載がありません。 「風」だけ書かない理由は思いあたりませんし何より第…

HeroQuest Glorantha のプレオーダー開始

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昨年の GenCon版プレビューから、だいぶ待たされましたが、ようやく HeroQuest Glorantha が発売になるようです。 既にプレオーダーが始まっています。(実は先週の土曜日にプレオーダー開始になっていたのですが、 PDFを読みふけっていてブログ記事を書くのを忘れていました)


フルカーラーのハードカバーで256ページになるようです。 あとプレオーダーといっても PDF版は既に購入可能で、 ハードカーバーの購入者もダウンロード可能ですので今すぐ読めます。

 PDFのみだと $19.95、ハードカーバとPDFのセットは $39.95+送料で、以下の公式サイトで注文できます。 いつものごとく支払いは PayPal のみ(要クレジットカード)のようです。

    購入URL: http://www.glorantha.com/product/heroquest-glorantha/

購入の際に注意すべき点があり、前回の King of Sartar (ハードカバー)の予約者には専用の割引きコードがメール送らているので、決裁の画面でこれを入力すると、両方を同時に発送することにより、国際送料から $10割引きされます。最近は国際郵便の送料はバカ高いので嬉しい対応ですね。

HeroQuest の版である HeroQuest Core Rule は世界を指定しない汎用ルールでしたが、 今回のものはタイトルにもあるようにグローランサ(Glorantha)専用に戻っています。 ちなみに表紙の中央にいる斧を持った女性は、 女神バービースター・ゴア(拡大すると色々と駄目なものをぶら下げている)です。

期待の内容ですが、それぞれ以下のようなページ数になっています。
前書き  (3ページ)グローランサについて (12ページ)ドラゴンパスと周辺 (14ページ)キャラクター作成 (24ページ)ゲームシステム (62ページ)共同体 (12ページ)魔法とカルト (77ページ)生物 (13ページ)ゲームの遊び方とシナリオ作成 (12ページ)付録(カレンダー、言語、用語、文献) (13ページ)索引 (10ページ) おおまかな構成はドラフト(GenCon版プレビュー)と同じですが、 時間がかかっただけあって色々と手が入っています。 多数のカラーやモノクロのイラストや地図が追加されているのも素敵で…

King of Satar 改訂版のプレオーダー開始

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本日より King of Sartarrevised and annoteted edition (註釈付き改訂版)のプレオーダーが始まっています。

King of Saratar は「グローランサ年代記」のタイトルで翻訳も出ているので、ご存じの人も多いとは思いますが、架空世界グローランサの歴史、神話、風習などを扱った本です。 全般的というよりはドラゴン・パス地方に住む人々の英雄戦争の時代に焦点が当てられています。

グローランサを語る上で必読本の一つなのですが、 原書も長く絶版状態が続いていました。 しかしこの度、 新たに編輯された新版が出ることになりました(めでたい)。 新版では以前の版に比べて以下のような変更がなされています。
一部の文章の改訂。改訂個所はそんな多くはなく、地の文章はほとんど元のまま残っていますが、一部ですが重大な変更もなされています。多数の註釈の追加。特に事件のあった正しい年について徹底的な追記がなされています。家系図や地図や年表などの図版の訂正や詳細化「ファザール」の章が新規追加。 Composite History of Dragon Pass (ドラゴンパス合史)の失われていた章が新たに見つかったという体裁です。 旧版はペーパーバックでしたが、新版は 256ページのハードカーバー本になるようです。もちろんPDF版もあります。プレオーダーと書きましたが PDF版は今すぐに購入してダウンロード可能です。

    購入: http://www.glorantha.com/product/king-of-sartar/


この本の内容は多種多様な古えの文献の編纂の形式をとっており、各所に矛盾や不一致などが故意に盛り込まれていて、なかなか難解なものとなっています。日本語訳が出版された時にも、あまりの矛盾にこれは「偽書」であり正しい歴史ではないと主張する人たちもいたものです。

実際のところこの本は実際の古代史の資料のように、口伝による変化、後世の人の手による意図的もしくは意図しない改変、細部が失われることによる異なるもの混同などの様々な変化を経たことにより真実が隠れてしまったとう体裁で不一致や矛盾を故意に含めています。ゲーム資料としても使えるよう解答を明示しないことによりゲームマスターやプレイヤーの自由度を増やすという目的もあるようです。

個人的には、こ…

13th Age in Glorantha playtest packet

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kickstarter 投資者向けに 13th Age in Glorantha の最初のプレイテスト一式が配布されました。
42ページのPDFで、内容としては6人の1レベルの半作成済みキャラクター、 グローランサ用の追加ルール、 導入用の冒険シナリオとなっていて、ルール全体はまだ見えませんが1レベルのキャラクターですぐに冒険を遊んでみれるようになっているようです。ちなみにサンプルキャラクターは以下の6種です。
Human Berserker (Storm Bull)Human Sword of HumaktHuman Orlanthi WarriorHuman Orlanthi RebelHuman Storm SpeakerHuman Trickster Rebel(反逆者)というクラスはローグのバリエーションで、 Storm Speaker(嵐の語り手)というのがプリーストのようです。

グローランサ向けのルールの大きな変更としては 13th Age の重要な特徴であるうアイコン(重要NPC)への関連が、 ルーンへの関連に変更されるようです。 これはそのルーンに関連する神々やカルトへの関連としても使える模様です。 もう一つの大きな特徴である One Unique Thing (唯一の事柄)もグローランサ向けのサンプルがいくつか載っています。その他にもマジック・アイテム関連のルールがそのままヒーロークエスト能力に置き換えるとかあるようです。

この文章自体には Open Game License が設定されているようですが、 現在のものはあくまでテストプレイ用でインターネット上でのオープンな議論は避けて欲しいとのことですので、内容やルールの詳しい紹介は避けますが、 グローランサファンにとっては面白いゲームになりそうです。 分量的には短いですがグローランサのことを分っている感じが伝わってきて読んでいて1ページごとにニマニマと笑ってしまいました。

なかなかに楽しみなできです。 早くも次のドラフトや正式発売が待ち遠しいです。

HeroQuest Glorantha: キャラクター作成サマリ

ご無沙汰しています。 前回の記事から随分時間が開いてしまいました。 記事にしたいニュースがある時は続けてあるのですが、 ない時には全くないものですね。 本来ならば今頃は HeroQuest Glorantha が正式に発売されていて、 その記事などを書く予定だったのですが、 間に 13th Age Glorantha が割り込んだでせいか未だに発売される気配がありません。

そんなこんなで、本来ならば正式版が発売されるのを待ってから記事にしようと思っていた HeroQuest Glorantha について、 プレビュー版をベースでぼちぼちと書いてみようとか思います。 あくまでも去年の夏の草稿準拠なので、正式版では変わる可能性があることをご承知おきください。

まずは、 キャラクター作成をサマリ的についてまとめてみます。 前に書いた HeroQuest コアルールのキャラクター作成から少し変更になってグローランサに特化している部分があります。 あくまでサマリなので用語や考え方は前の記事と読み合わてみてください。

0. 前提条件(Premise)と主題(Theme)
ヒーロー(プレイヤー・キャラクター)の作成に先立ってキャンペーンの前提条件(Premise)を決定する必要があります。 ゲームマスターはプレイヤーと相談しながら協力してキャンペーン前提条件を決定します。 前提条件とはヒーローたちに共通する事項で、 たいていは共通の所属や共通の行動目標などを含んでいます。

一般的な前提条件は「ヒーローたちは△△であり、▲▲をしている」の形式になります。
     例1)  ヒーローたちはドラゴン・パスの とある氏族の一員であり、 ルナー帝国の圧倒的な魔術勢力と敵対し抗争をしている。
     例2)  ヒーローたちは、 山賊、 トレジャーハンター、 傭兵の集団などであり、 パヴィスの大廃都にて財宝を探し求めている。

1. コンセプト
HeroQuest Glorantha では即興(As-You-Go)手法でキャラクターを作成します。 まず最初にそのヒーローのコンセプトを短い数単語で表現します。 悩んだ時には特徴的な個性を示す「形容詞」と、 職業もしくは専門分野を示す「名詞」からなるようにします。
      例)  働き者の農夫、 忠実な傭兵、 執念深い武人、 賢明な法の語り部、 …