2015年12月7日

新しい RuneQuest について

先日ロンドンで行われたコンベンション Dragonmeet において、ケイオシアム(Chaosium)が開発予定の次期 RuneQuest について新たな発表があったようです。 現時点で判明していることは多くないのですが、 簡単にまとめておこうかと思います。


GenCon 2015 の時点では Loz と Pete が RQ6 をベースに開発していた Adventure in Glorantha を RQ6 に組み込む形で次の RuneQuest を開発するとされていたのですが、 大きな変更があったようです。
Dragonmeet 参加者よりの第一報:
  • 新しい RuneQuest は Design Mechanism の RQ6 ではなく、 RQ2 をベースにすると発表があった
  • サンディー・ピータセンがあ RuneQuest Glorantha に参加するとのこと

これにより RQ6 や RQ2 のファンから色々な憶測や自分の好きな点や嫌いな点など議論が噴出している模様です。  みんな言いたいことがいっぱいある模様。
The Design Mechanism から公式発表: Important Announcement: Future of RQ6
  • 発表の通りケイオシアムの次の RuneQuest は RQ6 ではなく RQ2 ベースになる
  • The Design Mechanism の Loz と Pete は Chaosium の RuneQuest の開発メンバーから外れる
  • 現行の RQ6 のライセンスは予定通り来年の7月で終了する
  • その後も名前を変更して出版を継続する予定。 新しい名前は未定
  • これは Chaosium側の決定であり Loz と Pete は関与していない
  • エラッタを反映して少しだけ変更したバージョンを新しい名前で発売したい
Design Mechanism側は Chaosium の決定に従っただけ。 喧嘩分れしたわけではないことを強調していました。

Choaisum の公式発表: Some Q&A About What's Happening with RuneQuest
  • Chaosium の RuneQuest 第4版 を2016年に発売する予定
  • 新しい RuneQuest は RQ2 を基盤にして RQ3, RQ6, PendragonPass, Call of Cthulhu, Ringworld, the Epic System (未発表), RQ Dragon Pass campaign (未発表)で学んだことを反映させる
  • RQ6の要素のうち以下のものを取り入れる。
    • 攻撃と受けの組み合わせ技能
    • 対抗ロール
    • 戦闘スタイル
    • 全体HP無しで部位HPのみ
    • 100%を超えるスケーラビリティ
    • アクション (訳注: アクション・ポイントのことか?)
    • 技能の初期値を能力値の合計で来める
  • RQ2 の戦闘リズムを維持する
  • 汎用システムではないので RQ3 で導入された作者自信も認める多くの欠陥は破棄できる
  • デザインの最大の目標はプレイヤーと世界設定を相互作用させること、すなわち世界を密接に組み込んだグローランサ専用システム
  • 以下のメンバーで開発にあたる
    • Sandy Petersen
    • Ken Rolston
    • Jeff Richard (Moon Design team)
    • Michael O'Brien (Moon Design team)
    • Neil Robsinson (Moon Design team)
    • Rick Meints (Moon Design team)
  • Greg Stafford が20年間作成してきたデザインノートがある

RQ6 から採用する内容を見ると戦闘はほぼ RQ6ベースのようにも見えるので、 じゃあどこが RQ2 ベースなんだと考えると、 結局新しい RuneQuest はグローランサ(Glorantha)専用にしたい、 だから最後にグローランサ専用だった RQ2 の後継にするんだということなのかもしれません。 魔術ルールとかをグローランサ用にチューニングしてくるのではないかと思われます(願望)。 (RuneQuest Classic のキックスターターの成功を見るに、 RQ2ベースと名乗った方が商売上の利点があるとみた可能性も)

Sandy 御大、 「ゆりかご河」の Ken、 「太陽領」の MOB、 そしてもちろん Jeff というメンバーに不足はないのですが、果たしてどのようなものができて来るのでしょうか。

この発表に関して、 ほぼ完成していた RQ6 AiG を捨てて今から開発となると発売時期が大幅に後ろ倒しされそうなのが残念な点です。

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