2017年4月21日金曜日

クトゥルフ・ウォーズ(Cthulhu Wars)拡張の紹介(1)


キックスターターで支援して長らく待っていたクトゥルフ・ウォーズ(Cthulhu Wars)の第二期拡張セット Onslaught Two が先日手元に届きました。本国アメリカでは通関手続き中でまた敗走されていないようですが、日本へは中国の工場から直送されきたので一早く届いたということのようです。


第二期拡張全部入りでこの物量です

早速、紹介記事でも書こうかと思ったのですが、よく考えたらコアゲーム(基本セット)の紹介は書いたものの、第一期拡張の紹介記事もまだ書いたいませんでした。日本語版の発売予定の話も出ているようですし、何回かに分けてクトゥルフ・ウォーズのコアゲーム、第一期、第二期の全拡張セットを順番に紹介したい思います。

今回はまずは第1回目ということで拡張でなくてコアゲームについて書きます。コアゲームについては前に書いたので繰り返しになりますが、何はともあれ、これがないと遊べないので、再度コンポーネントについて簡単に紹介したいと思います。ゲームの遊び方などは前の記事を参照してください。

= クトゥルフ・ウォーズ・コアゲーム =
(Cthulhu Wars Core Game $199)

コアゲームには四つの勢力(Faction)、世界地図、トークン類などが付属しています。

●大いなるクトゥルフ(Great Cthulhu)勢力

まずはお馴染みクトゥルフ勢力です。この勢力の旧支配者(Great Old One)は当然クトゥルフ(Cthulhu)で、他に星の落とし仔(Starspawn)、ショゴス(Shoggoth)、深きものども(Deep One)が所属しています。全体的に戦闘力が高く特にクトゥルフ御大の摂食(Devour)能力は圧倒的です。残念ながらクトゥルフ・ウォーズは戦闘に勝つことが目的のゲームではなく、世界を滅亡させるのが目的なので戦闘に強いだけではなかなかゲームに勝てません。クトゥルフ勢力は得点源が乏しいのが欠点です。エラッタが出ていてこれを適用すると少し得点源が増えるので忘れずに適用しましょう。

●這いよる混沌(Crawling Chaos)勢力

この勢力の旧支配者は「這いよる混沌」ことニャルラトホテップ(Nyarlathotep)です。他には忌まわしき狩人(Hunting Horror)、盲目のもの(Flying Polyp)、夜鬼(Nightgaunt)が所属しています。この勢力は戦闘力もそこそこ高く全ユニットが2マス移動できてカバー範囲の広さが売りです。特殊能力も合わせて盤面の支配力が高くかなり勝ちやすい勢力です。とりあえず殴ってるだけで勝てることがあると言われるほどで初心者にもお勧めです。

●黒山羊(Black Goat)

この勢力の旧支配者は「千の仔山羊を孕みし黒山羊」ことシュブ=ニグラスです。他には黒い仔山羊(Dark Young)、ユゴズよりのもの(Fungi From Yuggoth)、食屍鬼(Ghoul)がこの勢力に所属しています。怪物の召喚が速くて安価なのが最大の特徴で、どんどんとユニットを登場させることができ爽快です。一方で戦闘力は高くないので勝利するためには色々と工夫が必要になります。ユニットの数の多さや、シュブ=ニグラスの化身(Avatar)の能力をうまく生かせれば面白い勢力です。

●黄色の印(Yellow Sign)

この勢力には黄衣の王(King in Yellow)とハスター(Hastur)という2体の旧支配者がいます。黄衣の王は戦闘力はないものの冒瀆(Desecration)という地域を汚染して魔力源に変える能力があります。他にはビヤーキー(Byakhee)と亡者(Undead)が所属しています。この勢力はかなりトリッキーでどちらかというと上級者向けと言われています。戦闘力がかなり低いですが、他勢力と争って門(ゲート)を奪い合わなくても、冒瀆により魔力も得点も入手できるので、うまく逃げまわっているだけで勝てたりして勝率は高い感じです。
冒瀆トークン、汚染した土地を示すのに使用します。

●世界地図(Earth Map)

コアゲームに付属している基本マップは世界地図です。地球なので地図の左右の端はつながってループしています。クトゥルフ勢力は南太平洋のルルイエから、黄色の印勢力はヨーロッパからなど特定の地域からスタートしますが、最終的には入り乱れて世界狭しと乱闘をくり広げることになります。

マップは左右2枚に分れておりそれぞれ片面が5人用、もう片面が3人用になっています。4人で遊ぶときはどちらか片側を5人用の面にもう片側を3人用の面にします。5人用マップがありますが、コアゲームに付属している勢力は四つしかないので5人で遊ぶ時は別売の拡張勢力が必要になります。

●門(Gate)

地図上に配置し、怪物や旧支配者を召喚するための異界へ門(ゲート)です。門は魔力の供給源であり滅亡点(勝利点)の源でもあります。基本的にはこの門を奪い合うために戦うことになります。

●滅亡トラック(Doom Track)

滅亡点(勝利点)を記録するための、いわゆる得点ボードです。門を支配したり絶滅の祭儀を行なって世界の破壊に貢献すれば得点がもらえ、この数値が高い勢力が最終的に勝利します。

●祭儀トラック(Ritual Track)と祭儀マーカー(Ritual Marker)

「絶滅の祭儀」を行うのに必要な魔力(Power)を三角形の祭儀マーカーを使って示します。誰かが儀式を行なうたびに必要な魔力が増えていきます。右端に到達したらゲームが終了します。3人ゲーム用、4人ゲーム用、5人ゲーム用の3種類が付いてきます。

●旧神の印(Elder Sign)

旧神の印というとオーガスト・ダーレスの五芒星の中にある炎の眼が有名かもしれませんが、こちらの枝のような印はラブクラフト自身の残したメモにあるものです。これは得点チップになります。特定の行動をした時に入手でき、書かれた数値をいつでも滅亡点(勝利点)に換えることができます。

●スタートプレイヤー・マーカー(Start Player Marker)

各ターンのスタートプレイヤーの位置を表示するためのマーカーです。スタートプレイヤーはそのターンのプレイ順を右回りとするか、左回りとするか決めることができ、このマーカーの裏か表がでそれを表示します。

●付属ダイス(Dice)

コアゲーム付属の六面ダイスです。戦闘の時にこれをジャラジャラと振り合います。

●ルールブック(Rulebook)

ルールブックとターンシケーンス早見表です。

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■次回は第1期の追加の勢力について紹介する予定です。

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