今回は残った第1期キックスターターの特典やミニ拡張を紹介します。
= 大司祭拡張パック =
(The High Priest Expansion Pack $19.99)
このミニ拡張パックは各勢力に大司祭信者(High Priest Cultist)を追加します。それぞれの勢力ごとの色で1体づつフィギュアが付いています。通常の6人の信者も正式名称は侍祭信者(Acolyte Cultist)といって一般信者を束ねる幹部クラスなのですが、この大司祭はその頂点に立つ人物になります。
性能的には侍祭信者と同じで単にコストの高い信者なのですが、いつでも自分自身を生贄に捧げることにより魔力を生成できるという特殊能力があります。つまり登用の際に払った余分なコストを後から引き出せるという魔力貯金のよう使い方ができ、旧支配者の覚醒や絶滅の祭儀を早めるなどに使えます。
= 6-8人用マップ =
(6-8 Player Map $19.99)
コアゲームに付属のマップは3〜5人用ですが、6〜8人で遊べる巨大な世界マップも別売されています。写真だと大きさがわかり難いのですが、通常マップよりもかなり大きくて遊ぶにはかなり広いテーブルが必要です。
さらに6人および7人用で遊ぶのに必要な儀式トラック(Ritual Track)がついてきます。第1期の勢力はコアゲームに4勢力、拡張3勢力なので最大7なので、8人用マップといいながら8人で遊ぶことはでず 8人用の儀式トラックはついてきませんでした。
あと人数が多過ぎて門(ゲート)が足りなくなった時のために追加のゲートが6つ付いてきます。
= 戦闘ダイス =
(Battle Dice)
これはキックスターター参加者に特典として配布された戦闘用ダイスです。コアゲームに付属ダイスは普通の6面ダイスで、出目6が殺戮(Kill)、出目4と5が苦痛(Pain)なのですが、このダイスにはそれぞれ「爪」と「顔」の専用のマークが刻まれています。大きさも付属ダイスが12mmなのに対して18mmと大きくなっています。こういうコンポーネントのアップグレードは嬉しいですね。
= 立体ゲート =
(3D Gate)
キックスターターの支援者限定で配布された立体ゲートです。コアゲーム付属の紙製に比べると雰囲気が断然違います。中身がみっしり詰まっていて持ち運びが重いのが難点です。
= 勢力ボード =
(Faction Board)
これもキックスターター参加者に配られたもので、各勢力の勢力シート(Faction Sheet)のアップデート版です。コアゲームや拡張勢力に付属している勢力シートは通常の紙製なのですが、このアップグレード版は厚さ4mmのボード紙になっています。また配布時点までのエラッタが適用済みになっています。
= アセナス・ウェイト =
(Asenath Waite Figure)
キックスターターの特典として配布されたアセナス・ウェイトのフィギュアでスタート・プレイヤー・マーカーとして使用します。コアゲーム付属の味気ない矢印のかわりに使い、手が指している方向に順番がまわります。アセナス・ウェイトは23歳の魔女という、クトゥルフ神話的には数少ない萌えキャラ(のはず)です(正体の話はしない)。このフィギュアは裸体に触手なのですが触手成分が多過ぎて、あまりエロい感じではないです。
= H.P.ラブクラフト =
(H. P. Lovecraft Figure)
これもキックスターターの特典で配られたもので、本とランタンを持ったラブクラフトのフィギュアです。H.P.ラブクフトは言うまでもなくクトゥルフ神話の原作者です。このフィギュアもスタート・プレイヤー・マーカーとして使用できます。
= コレクター・フィギュア =
(Collector's Figures)
同キャラ対戦用の2Pカラー、ではなくて第1期キックスターター支援者向けに配られたコレクター・フィギュアです。要は飾っておく用のおまけです。でもよく見ると侍祭信者6名がついていて、彼らを使って独自の勢力をデザインできるようにもなっています。バランスとか気にしないならば、アザトースセットについてくる呪文書と合わせるなり自作するなりすれば勢力を一つでっちあげることもできます。あとTRPGのフィギュアして使うのに最適(重要)。
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■ここまで第1期キックスターターの分の紹介は終りです。次回から第2期キックスターター Onslaught Two の拡張を紹介したいと思います。
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