デジタル版はすでに読みふけっていますし、 実物が目の前にあるのですが、 長く待ち過ぎたせいかまだ信じられない気分です。
HeroQuestの1版の頃から Moon Design の予定リストにあり続けて、 Kickstarter の募集終了からでも21か月待ちに待ちました。 そして待ったかいのある素晴らしいできです。
浮かれているので、 あんまり丁寧にはいきませんが、 簡単なレビューと写真などを。
●外観
本体が Volume 1 と Volume 2 の二冊セットで、 それぞれ 400ページあります。 合わせて 800 ページです。 そして 128ページの地図帳である Argan Argar Atlas があります。
とりあえず表紙は以下のような感じです。 まずは Volume.1。
そしてこれが Volume.2 の表紙。
そして Argan Argar Atlas の表紙はこんな感じ。 地図の年代は 1625 ST ですね。
そしてカーバーを取った中身も大変立派な装丁です。 この記号はサーター(Sartar)のルーンですね(Moon Design Publication なのに...)
そして、裏のカーバーの折り返しには著者の写真があります。 上からグレッグ、 サンディー、 ジェフです。
●サイズ
まず、 一見してとにかく立派な書籍で、でかくて、 重いです。百聞は一見にしかずということで、サイズ比較画像だと以下のような感じです。 比較対象が 500ml ではなくて 2Lペットボトルという点で既におかしいです。
重さも3冊合わせて 6.0kg ほとあります。台所用の秤では計れなくて、 計測には体重計を使ったので精度はそれほど高くありません(何かおかしい)。 ついでに手元にあった懐しいのとも比較してみました。
ホビージャパンから出ていた3版の『グローランサ』ボックスセットの箱との比較です。 スケールが何かおかしい気がしますが、 間違いではありません。 これでスカスカの箱ではなくて、 中身までギッシリテキスト、 地図、 イラストが詰まっているのだから読みごたえ十分です。
調子ののって iPad とのサイズ比較です。 小さく見えますが iPad mini ではありません!!
●中身
内容は PDF版と同じなので、 特に説明するまでもないのですが、 全ページともフルカラーで紙も非常に上質なものを使っています。 本体の方は光沢紙です。それだけだとさびしいので参考に写真をいくつか張っておきます。
まずVol.1。
Vol.2 も
A.A.A.。
●まとめ
とにかく凄いの一言です。 内容は予想した以上のできで、 個人的にはずっと欲しいかったものが現実になった感じです。 分量も多く読んでも読んでも終らない新しい驚きに満ちています。 地図やイラストのクォリティが非常に高いのも大満足です。 人間は欲深いもので、 読んでいくうちにここが足りないとか、 ここはもっと深掘りして欲しいと思うところはありますが、 ロールプレイング・ゲームの世界設定本としては史上最高の出来栄えではないでしょうか。
書籍としてはとても重いが玉に傷ですかね。 手に持って読むのはとても無理です。 試しにやってみましたが軟弱な私は5分でギブアップしました。 広い机かテーブルの上に広げて読む必要があります。 セッション等へ持っていくのも無理そうです。 実用という意味ではここまで立派でなくて良いので6分冊とか、 8分冊とかにしてもらった方が便利だった気がします。 ということで個人的には実本は保存版扱いで、 デジタル版の方をノートPCや iPad で活用することになりそうです。
もっと書きたいことは一杯あるのですが、今は言葉にならないので、 この辺で終りにします。
おー、素晴らしい
返信削除実本が日本にあるというだけで、なんだか感動しますね。
そもそも本当に刷ってたんだ!というちょっとした驚きが(失礼)
私はキックスターターではない注文分なのでだいぶ後かなー
実物見ると、 もっと感動ですよ。 本当に。
返信削除聞くところによると発送作業に手間取っているようですが、 順次進んではいるようなので、 もうすぐですよ。
私は kickstarter 初日の非常に早い段階で応募したためか、 金額が上の方を注文したので順番的にかなり先だったんだと思います。