13th Age in Glorantha が今月末から Kickstarter にかけられることが発表されました。 予測してなかったために結構びっくりしています。 完成は来年の6月頃を目指しているようですが、 これでグローランサ用のルールに晴れて D20系統のクラス/レベル制のシステムが加わることになりそうです。
●13th Age
13th Age は D&D4版の主デザイナーの一人である Rob Heinsoo と D&D3版の主デザイナーの一人である Jonathan Tweet が WotC を辞めた後に Fire Opal Media Inc として作製したファンタジーRPG で、 イギリスの Pelegrane Press (GUMSHOE システムや Hillfolk とかを出している会社)より昨年(2013)に出版されました。 いろいろとRPG界隈の話題をさらい ENnie Award 2014 にもノミネートされています。
システム的には WotC の Open Game License に基いた クラス/レベル制の D20システムですが、 ドラマチックな戦闘システムや、 キャラクター背景作成やアイコンと呼ばれる重要 NPC との関係などストーリー強化するための独特の仕組みなどが取り入れられています。
私も気になって買ったものの斜め読みで、 時間取れなくて読み込んではいないのですが。
●13th Age in Glorantha
この 13th Age のルールでグローランサを舞台にして遊ぶサプリメント 13th Age in Glorantha の資金募集が 8月27日で始まることが発表されました。 (最近のRPG業界では資金募集だけでなく事前の宣伝効果により kickstarter が広く活用されいるようです。)
公式サイト: http://www.13thageinglorantha.com
独立したルールではなく、 あくまでサプリメントなので遊ぶには 13th Age の基本ルールが必要になるとのことです。 今から買って読んどくと良いかも?
この 13th Age in Glorantha は形の上では 13th Age Compatibility license に基いた独自サプリメントとして Moon Design Publishing から発売される形になりそうですが、 クリエーターとして Jeff Richard, Rob Heinsoo, Jonathan Tweet などの名前が上がっており、 実際には Fire Opal と Moon Design の全面タッグで開発されているようです。
Rob は WotC の前は Chaosium でグローランサのライセンス関係の仕事をしており、 Jonathan も(結局日本語には翻訳されませんでしたが) Stranger in Prax という RuneQuest3版のシナリオ集で、 グローランサ。・シナリオの執筆をしています。 昔から Moon Design のメンバーとは顔見知りで一緒にキャンペーンを遊んだりしていたらしいので、 自然な流れだったのかもしれません。
ということで来年後半には3つ目のグローランサ舞台で遊べるシステムが登場しそうです。 同じ頃には RuneQuest: Adventure in Glorantha も登場しているかな?
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