最終回は第2期キックスターターのおまけフィギュアについて紹介します。第1期のキックスターターでも多量のおまけフィギュアがついてきましたが第2回キックスターターも多数のおまけフィギュアがついてきました。
= 宇宙からの色・ゲート =
(Colour Out of Space Gate Pack)
各勢力ごとの色つき門(ゲート)が1個づつ付いてきました。開始ゲートとかの目印に使うことができますが、これらの門を使うための特別ルールが Petersen Games のウェブページからダウンロードできます。
ダウンロード: Petersen Games ダウンロードページ
= 暗闇で光る旧支配者 =
(Glow-in-the-Dark Great Old One)
大盤振舞い、旧支配者のフィギュア11体です。主に飾っておく用ですがゲームのユニットと入れ換えて遊ぶこともできますし、TRPG などに流用することもできそうです。ゲームについてくるものと同じ型ですが、これらの半透明素材のフィギュアは燐光により暗闇で光るという特徴があります。
そう言われると実際に試さざる得ないというもの、部屋を暗くしてみました。色によって明るさが違いがあってラーン=テゴスとイタカはやけに明るく光り、ウボ=サスラもそこそこ光りますが、残りは微妙な感じです。
= 独立の旧支配者の忠誠カード =
(Independent Great Old One Loyalty Card)
これはオプションルールとして各勢力に所属している旧支配者を、独立の旧支配者としても使えるようにするための忠誠カード(Loyalty Card)と独自の呪文書(Spellbook)です。例えば「這いよる混沌」勢力を担当するプレイヤーがいない時に、使用しないニャルラトホテプを独立の旧支配者として誰でも覚醒できるようできます(バランス調整のために本来ものに比べて、だいたい半分くらいのコストと性能になっているようです)。上述のおまけの燐光フィギュアを使えば2体目のクトゥルフ登場とかもできるかもしれません(末期症状)。
= H.P.ラブクラフト胸像 =
(H.P.Lovecraft Bust First Player Marker)
キックスターター恒例というべきか、H.P.ラブクラフトのフィギュアです。今回は銅像風の胸像です。これも第一プレイヤー・マーカーとして使用できます。(そういえば余談ですが2版では用語が「開始プレイヤー(Start Player)」から「第一プレイヤー(First Player)」に変更されたみたいです)
= 勢力の自作用フィギュアセット =
(Homebrew Faction Figures)
勢力を自作するための灰色の信者6人と、大司祭1人、魔力マーカーと滅亡マーカーのセットです。上述の Peatersen Game のウェブページから勢力シートや呪文書のテンプレートもダウンロードできるので、中立のユニットを組み合わせて勢力を自作できます。公式の勢力はかなり丁寧にバランス調整されているのですが、独自作成でそのレベルのバランス調整は結構難しそうです。
=追加コレクターズ・フィギュア=
(Collector's Figure)
第1期に大量についてきたコレクターズ・フィギュアの追加分です。今回の拡張には中立の怪物はほとんどいないため、この2種類だけです。キックスターターの支援金額合計がもう少し延びれば、原ショゴスやチョー・チョー人も追加される可能性はあったのですが届きませんでした。
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■とりあえず全部を紹介し終ったので今回の連載は以上で終わりです。Petersen Game では第三弾 の企画も進行中ようなので、その時にはまた書きたいと思います。
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