Guide to Glorantha が 2015年の ENnie Awards (エニー賞)において地図部門の銀賞を獲得しました。
Guide to Glorantha は大賞(Product of the Year)や設定部門(Best Setting)など4部門にノミネートされており期待していたのですが、結果としては地図部門(Best Cartography)の銀賞のみという個人的には残念な結果に終りました。
もともと ENnie Awards 自体が EN World というウェブサイトで、 d20作品を対象にした人気投票に端を発しており、 D&D を始めとする d20系のゲームが強いのですが、今年は特に多くの人が待ちに待った Dragons & Dungeons の第5版が発売されたとあって大賞は絶望的だったのですが、 設定部門とかで入賞して欲しかったと思わないではありません。
今年の主な金賞受賞作品は以下のような感じで、
Best Publishaer: Wizards of the Coast
Product of the Year: D&D Player's Handbook
Best Game: D&D Player's Handbook
Best Supplement D&D Dungeon Master's Guide
Family Game: D&D Starter Set
Monster/Adversary: D&D Monster's Manual
Best Aid or Accessory: D&D Dungeon Master’s Screen
Best Electronic Book: Basic Rules for D&D
Best Free Product: Basic Rules for D&D
Best Setting: A Red & Pleasant Land
Best Writing: A Red & Pleasant Land
もう何というか D&D5版万歳といったものです。 ENnie賞は人気投票がベースになっているので遊ぶ人の数が多いものが有利なのは仕方がないのですが、 今回は特にD&D4版の反動もあったのではないかと思わないではありません。
あと個人的には意外だったのが A Red & Pleasant Land が強敵だったことです。 この作品は Lamentations of the Flame Princess という D&D コピー系の人気ゲームの設定サプリメントで、エリザベス朝のイギリスに「不思議の国のアリス」と「ドラキュラ」を混ぜ込んだような独特な設定になっているそうですが、 Best Writing とかでは D&D を押さえて金賞を獲得しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿